薄毛は、男性の悩みというイメージもありますが、女性も、抜け毛やボリュームダウンで悩んでいる人は少なくありません。
男性のように、一部がすっかり薄くなるというわけではありませんが、トップが薄くなることや、分け目が目立つこと、全体的にボリュームダウンすることは、老けて見える原因にもなります。
改善のためには、頭皮マッサージなどのケアを丁寧にすることや、食事や生活を見直してみるなどの努力も必要です。
すぐに目立たなくするのであれば、ヘアカットやパーマで工夫するという方法もありますが、即効で悩みを解消するのであれば、部分ウィッグも役立ちます。
このときも、ただ薄毛をカバーするだけではなく、自然にきれいに、見えるように装着する必要がありますので、正しい付け方もマスターしておきましょう。
薄毛部分を隠せるウィッグの付け方-トップピース
まず、どのようなタイプのウィッグを選ぶかも決めておきたいところですが、つむじや分け目が目立つようになった場合は、手軽なトップピースが向いています。
付け方も特に難しいものではなく、薄くなった部分に乗せ、ストッパーで自毛に装着していきます。
その後は、ブラシや櫛で自毛となじませると、より自然に仕上がります。
自毛の色とあまりにかけ離れていると、その部分だけ目立ってしまいますので、できるだけ自毛に近い色合いを選ぶこと、髪質も自毛に近いものを選んでおくと良いでしょう。
薄くなった部分のカバーに、役立つことはもちろん、白髪が目立ってきた場合のカバーにも、役立つウィッグです。
薄毛部分を隠せるウィッグの付け方-ハーフタイプ
トップだけではなく、全体のボリュームダウンが気になるという人は、ハーフタイプの装着も考えてみましょう。
これは、前髪部分は自毛になりますので、自然になじませやすいのが特徴的です。
ウィッグの前後をチェックし、ストッパーは開いておきます。
左右の襟足付近を両手で持ち、付ける位置を決めたら、そっと頭の上に乗せます。
その後はストッパーをひとつずつ留めて、ブラシで毛先をなじませていきます。
つける前にブラッシングをしておくと、よりきれいに馴染ませることができます。
薄毛部分を隠せるウィッグの付け方-フルウィッグ
かなり髪が薄くなってきた、髪を切らずに髪型を変えてみたいという人は、フルウィッグに挑戦してみてはいかがでしょうか。
かぶるのが難しいイメージもありますが、ベースキャップで自毛をまとめておくと、より簡単にきれいな装着ができます。
ベースキャップを使う場合も、生え際を少し出した状態にしておくと、より自然になじませることができます。
装着するときは前後を確認し、前から当てて後ろをつけるイメージで装着します。
額を深めに当てて、少しずつ後ろへずらすようにつけると良いでしょう。