お正月に行う書き初めは、小学生の恒例行事の一つです。
学校でも年明け行事として、行っている所も多いでしょう。
冬休みの宿題にも、必ずと言っていいほど出されるので、書き初めセットは、欠かせないアイテムなのです。
使う道具は、書道の基本的な道具ですが、書初めとなると授業で使うものとは違う道具の場合もあります。
書き初め用バッグは大きめに
まず一般的な太筆とは別に、だるま筆と呼ばれるさらに太い筆があります。
そして小さな半紙ではなく、長い文字が書ける半紙を使うのです。
そのためには、下に敷く下敷きも普段より大きなものとなります。
いつもの習字よりも、少し道具が増えるのです。
書き初め専用バッグの作り方は簡単
そのため専用のバッグを作ってひとまとめにしてあげると、習字が苦手な子も、きっと喜んで取り組んでくれるはずです。
習字セットが入ったバッグは持っている子が多いですが、だるま筆や大きな下敷きも一緒に入れられるバッグを作ってあげましょう。
トートバッグが基本の形となるので、作り方としてはとても簡単です。
書き初め専用バッグの作り方
布は重くてもしっかり収まるように、キルティングなどの厚手がおすすめです。
薄い綿などでは、耐久性が弱く切れやすいため、厚手を選ぶのがポイントになります。
お子さんが持っている習字セットがすっぽり入る大きさプラス、書き初め道具も入れられる大きさに布を切ります。
マチは無くても大丈夫なので半分に折り、表裏にしてミシンで両端を縫って袋状にします。
次に表に返して、口の部分を内側に折り込んで、ミシンで縫い留めましょう。
ほつれが出ないように、2回折りにすると綺麗に仕上がります。
仕上げに持ち手を付けますが、長さは肩にかけられるくらいが持ちやすいです。
市販の持ち手で十分なので、太目で丈夫なタイプが好ましいです。
持ち手はミシンで付けても良いし、手縫いでも構いません。
外れないように、きちんと重ね縫いをしてください。
器用な人は余った共布で作るのも良いです。
これで簡単書き初め用バッグの完成です。
用は大きめのトートと言うことなのです。
書き初め専用バッグは体型に合わせて
しかし生地の厚みや持ち手の長さなどは、道具やお子さんの体型に合わせて作ってください。
すべてがすっぽりと入る書き初め用は、意外とありそうでピッタリのものがないと言う人は多いです。
好きな柄の布を選んであげれば、習字嫌いの子も気分が上がるのではないでしょうか?
直線縫いなので、お裁縫が苦手な人もそこまで難しくはありません。
荷物が一つになると持ち運びも便利なので、ぜひ作ってみてください。