受験生はしっかりと食事をとって、脳を元気にしておく必要があります。
脳の主なエネルギー炭水化物
勉強すると脳が疲れるので、特に炭水化物の不足には注意しましょう。
炭水化物とは糖質のことで、脳の主なエネルギーとなるからです。
学習効率を上げるための栄養バランス
勉強は闇雲にすればいいわけではなく、効率が非常に重要になってきます。
学習効率を上げるためにはバランスのよい食生活がポイントで、栄養バランスが崩れると体調も崩してしまう可能性があるので要注意です。
例えば野菜不足は免疫低下を招き、風邪に対する抵抗力を下げることになります。
食事をする時間を削ってまで勉強しても、風邪をひいてはまったく意味がありません。
食前に運動して脳のストレス解消
受験生は生活リズムを健全にするためにも、早寝早起きを意識してください。
そして朝食をしっかりと食べることで、学習効率を高められるのです。
食前に運動をすれば身体をリフレッシュできますし、脳のストレス解消にも役立ちます。
運動をするタイミングは食後より食前が好ましく、これはエネルギーが効率よく使われるからです。
運動をほとんどしないと、身体や脳の機能を衰えさせることになります。
ただし、体調がすぐれないときは運動をしなくてもかまいません。
週に2~3回くらい運動すればよいので、決して無理はしないようにしましょう。
朝食を抜くのは脳にとって一番よくない
朝食を抜くのは脳にとって一番よくないです。
前日の夕食から逆算すると、12時間程度もカロリーを摂取していないことになります。
人間の身体は何もしなくてもカロリーを消費し、それは就寝中にも言えることです。
受験生にとって朝食を抜くという習慣は最も避けるべきであり、朝は食べられないという人も少しは口に入れるようにしましょう。
栄養バランスを考えたビスケットやクッキーなども販売されていますし、食べるのが難しいなら牛乳や豆乳を飲むという手もあります。
朝は脳が糖質不足を起こしているケースがあるので、意識的に糖質を補給するように工夫してください。
受験生は食事の時間を削ってはいけない
受験勉強は、長時間行えばよいわけではありません。
無理をするとストレスが溜まり、学習効率を悪化させることが多いです。
気持ちにゆとりを持つという意味でも、食事の時間を削ってはいけないのです。
食事をとるときだけは、勉強のことを忘れてみましょう。
脳を休ませることで機能が回復し、集中力を高めることにつながります。
受験生が積極的に摂取したい栄養素はビタミンB群であり、これはエネルギー代謝を促進するからです。
それ以外ですとオメガ3脂肪酸が適しており、学習効率を上げるために役立つと言われています。
結局、受験生は食事の時間を削ってまで勉強しても、体にも良くないし、学習効率も上がらない。