英語に限らず、外国語を習得するなら単語の暗記は欠かせませんが、受験のために英語を勉強しているならば、なおさら単語の知識が必要になってきます。
受験生は英単語の暗記を1日少しずつ繰り返す
学校ではひたすら英文法を学んで、英文の暗記をさせられます。
我々が使っている日本語に比べて、英語の文法ルールははるかに少ないので、受験をクリアすることだけが目的ならば、日々の勉強は単語の暗記だけでも十分です。
そうは言っても単純に暗記する作業は、苦痛と困難を伴いますので、毎日長時間続けるのは現実的ではありません。
記憶力も人によって差がありますし、単純暗記が苦手な人もいますが、繰り返すことで必ず覚えられます。
頭脳の出来は関係ないのです。
英単語は効率よく暗記を繰り返す
たとえば、自分の名前を間違える人はいませんが、これは小さい頃から何千回、何万回と繰り返したからです。
受験に必要な語数は数千にもおよぶと言われていますが、英単語といえども、繰り返すことで必ず覚えられます。
繰り返すことが大切ですので、1日の学習時間はほんの数分でも大丈夫です。
その代わりに毎日やることです。
どんどん新しい単語を覚えるのではなく、完璧になったと思えるまで同じものを、毎日繰り返します。
暗記が苦手だと思っているならば、ライバルが繰り返している回数の何倍もやることです。
受験生は英語だけをやるわけにはいきませんから、1教科にかける時間は短ければ短いほど効率的です。
英単語を覚えるには声に出して暗記する
覚えるときに紙に書く人もいますし、学校の先生でもそう指導する人がいますが、これはやってはいけません。
一番記憶に残るのは、耳から入ってきた情報ですので、自分で声に出して暗記することが大切です。
書かないとスペルが覚えられないと思う人もいるでしょうが、英単語を正しく発音できるようになると、発音とスペルにはある程度の相関関係がありますので、自然と書けるようになります。
正しく発音できるようになると、リスニング試験の点数も上がっていきますので一石二鳥ですし、将来ネイティブと会話する時にも、通じないと悩むことが少なくなります。
英単語だけを覚えることが偏差値アップの最短の方法
日本の教え方は英語に限らず、細かく区分けしたがりますが、英語は学校で学ぶほど細かくは別れていません。
動詞にingが付けば動名詞や現在分詞ではなく、全て進行形と考えて大丈夫ですし、過去分詞を見たら全部受け身です。
関係代名詞も省略できるのではなく、つかなければならない時があるだけですし、数え上げればきりがありません。
文法は無視して、単語だけを覚えることが偏差値アップの最短の方法です。
受験生は、英単語を1日何時間も勉強するのではなく、少しずつ声に出して覚えましょう。