海ほたるパーキングエリアは、東京湾アクアライン上にあるパーキングエリアです。
川崎と木更津を結んでいるのですが、川崎から海ほたるパーキングエリア迄は、海底トンネルとなっています。
その為、周囲はほぼ全面が海ということで、絶景が拝めます。
基本的にはパーキングエリアなのですが、明らかに観光スポットであることを意識しているパーキングエリアであり、木更津、川崎間の料金と同じ料金を取られますが、Uターンすることも可能になっています。
このようなパーキングエリアですから、初日の出を見るのには、絶好のスポットになります。
しかし、海ほたるで初日の出を拝むには、時間に注意する必要があります。
アクアラインの距離は短い
アクアラインは、15km程しかないです。
どちらから行くのかにもよりますが、木更津からでも10km程度しかありません。
当然高速道路なので、車で行くことになります。
年に1度の「ちばアクアラインマラソン」の時以外は、走ることも歩くこともできません。
パーキングエリアは、目安として15km毎に一ヶ所設置されているので、パーキングエリアの意味だけで言えば無くても変ではないのです。
車で行くのであれば通常は、10分もあれば到着するでしょう。
車の場合、渋滞は考慮しますが、それでも到着するだけであれば、2時間も見ていれば十分です。
当然、木更津または川崎に到着する迄の時間は考慮する必要がありますが、ここ迄は普通に考えが及ぶ範囲です。
いずれにしてもアクアラインの距離は短いです。
海ほたるパーキングエリアの収容台数を知る
しかし、海ほたるパーキングエリアは、あくまでパーキングエリアです。
つまり、収容出来る車の台数には限りがあります。
大型車が約100台、小型車が約400台、これが収容できる車の台数になります。
この駐車場が埋まってしまえば、折り返すか向こう岸迄行くしかなくなります。
初日の出を見ることは出来なくなります。
海ほたるで初日の出を見るには大晦日の午前中から
海ほたるパーキングエリアの収容台数は少ないため、その時間はかなり早く、大晦日の午前中には満車になります。
つまり、年越しを車中泊する覚悟が無ければ、海ほたるで初日の出を見ることは出来ないことになります。
大晦日の午前中には着かないと行けないということは、初日の出だけでなく、大晦日の日没も漏れなくセットになってしまうということです。
海ほたるの初日の出は退屈しない
一見するとかなり厳しい条件のようにも見えますが、海ほたるにはたくさんのお店があり、更にゲームセンター迄あります。
その為、時間を潰すのは、他の初日の出の有名なスポットと比べれば、かなり簡単な部類に入ります。
富士山の山頂も有名なスポットですが、寒さと退屈に耐えながら見ることになるのですから、それよりはかなり簡単です。
しかし、駐車場の台数が絶対的な制限になるので、それだけは注意する必要があります。
海ほたるで初日の出を見る時間の事を考える場合、時間単位で考えるのでなく、1泊2日の旅行を考えた方が良いかもしれませんね。