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水性ペンキの保存にペットボトルの使用は有効
水性ペンキの保存にペットボトルを使うのは、非常に有効です。
開封済みの缶のまま放置しておくと、分離したり膜が張ってしまい、再利用しにくくなります。
もちろん、最初から余らせないように購入すればベストなのですが、必ずしも丁度良い量で売られているとは限りません。
DIYも盛んに行われるようになった昨今では、水性ペンキの保存にペットボトル使うという選択肢は、有用度が高くおすすめです。
ペットボトルに水性ペンキを移し次にシンナー
具体的には、まず適量の容量のペットボトルを用意しましょう。
綺麗に水で濯いで、中が乾いているものにしてください。
その中に水性ペンキを移し、次にシンナーを上から入れていきます。
薄まり過ぎないよう適量を考え、且つ気分が悪くならないよう、外で作業します。
室内で行う際には換気を徹底し、近隣にニオイで迷惑を掛けないよう配慮してください。
シンナーを入れておくと、分離や膜の発生を防げるので、長期的に保存しておけるようになります。
500mlのペットボトルに小分けして再利用
あとは蓋をしっかり締めておけば大丈夫なのですが、なるべくペットボトルは立てるのではなく、寝かせた状態で置いておくのがコツです。
立てておくよりも、寝かせた方が底の面積が広くなり、分離してしまう可能性をより軽減できます。
そして1ヵ月に1回くらいは様子を見て、変化が起きていそうなら軽く振ってあげましょう。
内容量が大きいと重くて大変ですが、力に自信がない人なら500mlのサイズを複数本という方法もおすすめできます。
1Lや2Lのサイズに、いっぱいいっぱい入れると重量もかなりのものになりますので、小分けして再利用したくなったときには、やや不便に感じることがあるかもしれません。
1ヵ月に1回はキャップの開閉を確認
またこの定期確認のときに、念のためキャップを開けてみて、スムーズに開けられるかを確認しておきましょう。
稀にシンナーの影響でキャップの開閉に影響が出ることがあり、固まって開けられなくなってしまうこともあります。
こうなると入り口をカットするなどして再利用するしかなくなってしまい、取り回しが大変悪いです。
1ヵ月に1回の確認時にキャップを開けて変化を感じるようであれば、別のキャップに交換して締めておくと安心できます。
水性ペンキは乾燥しやすいので移し替えに注意
水性ペンキは種類によってはすぐ乾燥してしまうので、保存をするにしても時間勝負なところがあります。
とはいえペットボトルなら比較的すぐに用意しやすく、日頃から触り慣れているものでもありますので、戸惑うことなく移し替えられるでしょう。
シンナーの使用も忘れずに、安全な環境で行ってください。
どうしても水性のペンキはあまってしまい、ペットボトルで保存する事が多くなります。
取扱いに十分注意して、再利用を心がけましょう。