木工用ボンドと速乾ボンドの違いを分かりやすく解説!

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ボンドにはさまざまな種類があり、用途や接着する素材の種類によって使い分けることで、それぞれの特性を生かすことができます。

本来の用途と違った使い方をすると、きちんとくっつかなかったり、いったん接着しても、すぐ剥がれたりしてしまうことがあるので注意が必要です。

木工用ボンドは木を接着するのに適している

ボンドと聞いて、多くの人が思い浮かべる製品と言えば、木工用ボンドです。

小学校の工作の時間でよく使われているほか、日曜大工向けのグッズとしてもおなじみです。

木工用ボンドは、メーカーごとにいろいろな製品がありますが、おおむね共通する特徴が2つあります。

1つは、言うまでもなく、木を接着するのに適しているということです。

無垢材はもちろん、合板や化粧板などを接着できるほか、紙や布などにも使えます。

一方、塩化ビニールやナイロンなど樹脂系の素材には向きません。

木工用ボンドは水性の接着剤

もう1つの特徴は、水性の接着剤だということです。

多くの木工用ボンドは、酢酸ビニル樹脂と呼ばれる成分が主原料となっていますが、この酢酸ビニルは、チューインガムにも配合されている粘着力の強い物質です。

ボンドを物体の表面に塗ると、時間が経つにつれて水分が蒸発し、酢酸ビニル樹脂だけが後に残ります。

その結果、塗られたもの同士がくっつくことになります。

なお、酢酸ビニル樹脂は水には溶けないので、水の中では、小さな分子となって散らばっています。

一般的な木工用ボンドが白色なのは、この分子に光が当たって乱反射しているせいです。

速乾性ボンドの特徴

ところで、この木工用ボンドには普通の製品のほかに、速乾性ボンドと呼ばれるものがあります。

この両者の違いは何かというと、メーカーによっては配合されている成分の種類自体が異なることもありますが、基本的には含まれている水分の量です。

一般的な製品では、酢酸ビニル樹脂と水の割合は4.5対5.5、あるいは4対6程度ですが、速乾性の製品の場合は5対5か、酢酸ビニル樹脂の方が少し多いぐらいです。

そのため、水分の蒸発に要する時間が短くなり、結果として早く硬化するのです。

ただし、水分量以外に原料の違いがない製品同士であれば、完全な強度を得るまでに要する時間は、どちらも約1日程度と変わりません。

では何が違うかというと、硬化しはじめるまでの時間です。

一般的な製品だと、くっつけたもの同士が簡単に剥がれなくなるまでには、半日程度の時間が必要ですが、速乾性の場合は2~3時間程度で剥がれにくくなります。

つまり分かりやすく言えば、速乾性の方が接着した後に、ギュッと押さえつけていなければならない時間が短くて済むということになります。

木工用ボンドと速乾性ボンドの違いを理解しながら、DIYなど楽しい物作りを行いましょう。

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