奨学金の使い込みという、あり得ないことを平気でする人がいます。
子供でも、自分のものと他人のものの区別がつくはずですが、いい年をした人間がすることではないですよね。
奨学金の使い込みは子供を甘やかしすぎた?
カレが奨学金の使い込みをしていたのがばれたのは、親が通帳を見た時です。
いつの間にか、通帳から引き出していました。
まさかこんなことをするとは夢にも思いませんから、親はほとんど確認していなかったので、ずっと気が付きませんでした。
しかも奨学金以外の交通費や諸経費、すべて親に出してもらっているというのに、そのうえ使い込みまでするとは立派な犯罪です。
どんな思いで親はお金を稼いで、すべて子供のためにと貯金したかを考えることがなかったのでしょうか。
子供じみていると言ってしまえば、子供のみなさんにかわいそうなくらい最低の行為です。
きっと親は甘やかしていると言われるかもしれません。
子供の為に我慢して貯めた奨学金
なぜこんなことが起きるのかというと、自分に与えられているものはすべて当たり前で、得る権利があると考えているからです。
親のお金は自分のもの、自分が勝手に使っても当然だという勘違い理論が、こういう形になったのでしょう。
親が自分のために必死で働いているとは、全く思っていないはずです。
大学に行かせてやりたいというのは、親の願いですから親自身、我慢してても奨学金をためてきました。
親に対する信頼への裏切り
そんな親の想いを踏みにじる行為を平気でする人は、人間性に問題があるはずです。
こんな人が大学に行っても、お金の無駄ですから、大学に行きたかったら自分で稼ぐようにするしかありません。
そうでないと、ますます人の好意に付け込んで、どうしようもない人になってしまいます。
一円でもお金を稼ぐのは、簡単なことではありません。
必死に空き缶を広い集めても、一日千円程度の収入です。
それをまるで無限にあるかのように、勝手に引き出すことは信頼への裏切りで幻滅です。
子供のために支援してくれる優しい親
もしお金が必要なら、相談すればよかったのではないでしょうか。
子供のためにそこまで支援してくれる優しい親ならば、少しくらい融通してくれたはずです。
それを無断で拝借するのは、犯罪行為に等しくお金よりも、盗まれたという事実が家族を傷つける事になっています。
こんな人と交際するのはもちろん、結婚しても幸せになるはずはありません。
友達にさえなりたくないはずです。
とはいっても、そこまでお金を必要とする、どんなことがあったんだと気になりますが、大金が必要な趣味にでもはまっていたのかもしれません。
しかし、親に甘えられるのは高校生までですね。
立派な大学生が、奨学金を親に無断で使い込みをするような子供じみた事、そんな親に心配をかけるような事はしたくないものです。
どうしても必要なお金だったら、親に相談すればきっと支援してくれるでしょう。