子供の成長において思春期は、体も心も変化するので、親の立場にしてみると、理解するのが難しいです。
本来、親もそのような経験をしているので、子供の状況を理解できるはずですが、それとこれとは違うようです。
自分の時と全く違うと、対処できなくなるのかもしれません。
大学生の娘にむかつく時、粗大ゴミに出したくなる
大抵反抗期は、中学生から高校生までで終わるはずですが、娘は、大学生になっても変わらずに反抗期が長いです。
大学生になると周りの影響か、子供のくせに要求ばかりは一人前になってしまい厄介ですし、邪険に扱うと逆ギレしたりするので扱いに困ります。
むかつくというときれいな言葉ではありませんが、大学生になっても感謝の言葉もなく、反抗してくる娘は、粗大ゴミに出したくなるぐらいです。
娘を変える前に自分を変える必要がある
こうなると一般的な対処法は、ほったらかしにするというものになりますが、逆にわがままになって、好き放題をするようになります。
なぜ反抗するのか改めて考えてみましたが、子供の頃に甘やかしてすぎたことと、愛情不足だったように思えました。
それで、娘を変える前に自分を変える必要があることに気づいたのですが、そうするのは簡単ではありません。
でも、最後の親の仕事だと思い、自分を変える決意をしました。
無視するのではなく、とことん話しかける
まずは、自分を客観的に見るようにしましたが、自分が娘の目から見て、どんな親に見えるのか書き出してみました。
厳しいのか優しいのか、暗いのか明るいのか、どんな会話をいつもしているのか、家族に感謝やねぎらいの言葉をかけているのか、いろいろと考えました。
日本人は以心伝心が好きで、言わなくても通じるみたいなのが好きですが、実際のところ言わなければ何も通じません。
それで、無視するのではなく、とことん話しかけるようにしました。
一緒にすると自然と会話が弾む
質問攻めにするのではなく、自分の思ったことや感じたこと、その日にあったことを話すようにしましたが、なるべく楽しく話すように意識します。
そして、子供が聞いて楽しい話題を話すようにします。
他には、家の用事をなるべく頼むようにしました。
食事の手伝いや掃除など、一緒に行えることがあれば、とりあえず声をかけて、手伝ってくれれば良しとして、手伝ってくれなくても気にしないようにしました。
何かを一緒にすると自然と会話が弾むものですし、達成感を味わうことも出来ます。
同じ時間を共有することは、すごくいいです。
子供の頃からしていたら、もっと良かったのでしょうが、そこまで余裕がなかったのでしょう。
時間が経つにつれて、いつのまにか大学生の娘にむかつくことは無くなっていました。